愛媛みかん 直売

 信介農園

HOME > みかん用語集 【あ】行

みかん・柑橘の種類、栽培、病害虫などの用語集です。 

 【あ】 【か】 【さ】 【た】 【な】 【は】 【ま】 【や】 【ら】 【わ】
 項  目 説  明  区分 

【あ】

   
アイシーボルドー (ICボルドー) 硫酸銅と生石灰から作られる農薬です。
新JAS法有機農産物に使用できる農薬であり、収穫前日数や回数の制限もありません。
柑橘栽培では、主にカイヨウ病や黒点病の予防に用いられます。

農薬
愛南ゴールド (あいなんごーるど) 河内晩柑の別名。
愛媛県南宇和郡愛南町を中心に使われている名称です。
河内晩柑には、他にも、宇和ゴールド、美生柑、夏文旦、ジューシーオレンジ、天草晩柑、などの呼び方があります。

品種 
青島温州 (あおしまうんしゅう) 温州みかんの中では、遅い時期に出荷される晩生みかんの一種です。
1978年に静岡県で枝変わりとして発見され、現在でも主に静岡県で主力品種として盛んに栽培でれています。 

品種 
アカマルカイガラムシ カイガラムシの一種。
果実に付着すると、その部分が着色不良になるなどの障害が発生します。
一次世代の6月頃と、二次世代の9〜11月頃の年に2度、幼虫が発生します。
その防除には、スプラサイド乳剤やアプロード水和剤などが使用されます。
主に発生期間の短い一次世代の防除が効果的です。
二次世代の防除には、薬効期間の長いアプロード水和剤の方が効果が大きいとされています。

病害虫
秋肥 (あきごえ、あきひ)  秋の季節にまく肥料です。
翌年の新芽や果実の生育などに重要な役割を果たします。

 
栽培
アザミウマ スリップスとも呼びます。
1〜2mm程度の小さな虫で、柑橘の皮を食害し、傷をつけます。
チャノキイロアザミウマ、ミカンキイロアザミウマなどの種類があります。
防除には、スピノエース、ダントツ、アクタラなどが用いられます。

病害虫
アドマイヤーフロアブル ネオニコチノイド系の殺虫剤の一種。
アブラムシ、ミカンハモグリガ(エカキムシ)、チャノキイロアザミウマ、
ゴマダラカミキリ成虫(てんぎゅう)、などの防除に使用します。

農薬
アビオンE パラフィン系展着剤の一種。
保護殺菌剤(ジマンダイセンやICボルドーなど)に加用することで、
薬剤の層をパラフィンで覆って、薬剤が雨などによって流れ落ちる事を防いで、効果が早くなくなってしまうことを抑制します。
薬剤を希釈してからでは溶けにくいので、まず水にアビオンEを希釈してから、殺菌剤などの薬剤を入れて希釈・攪拌します。

農薬
アプロード水和剤 ブプロフェジンが有効成分の殺虫剤です。
カイガラムシ類や、ミカントゲコナジラミの幼虫の防除に使用します。

農薬
天草 (あまくさ)  (清見×興津早生)に、ページを交配してできた品種で、1995年に品種登録されました。
果皮が滑らかで、とても美麗なみかんです。
1〜2月ごろに美味しく食べられます。

品種
天草晩柑 (あまくさばんかん) 河内晩柑の別名。
主に熊本県で呼ばれている名前です。 
河内晩柑は、他にも、愛南ゴールド、宇和ゴールド、美生柑、夏文旦、ジューシーオレンジなどの名称でも呼ばれています。

品種
甘夏 (あまなつ) 程よい酸味が特長の柑橘です。
果皮が少し紅がかった色の、紅甘夏もあります。

 
品種 
アール(a) 面積の単位。
1a(1アール)は、10m×10m。
10a=約1反(1たん)。
100a=1ha(1ヘクタール)=約10反=約1町(1ちょう)。
畑の面積は、反、町で表現されることが多いです。

その他
アルベド 柑橘の外皮の部分の、黄色い表面ではなくて、その内側の白いフワフワした海綿状の部分。
甘夏や文旦などの皮の厚いみかんだと解りやすいですね。
ニューサマーオレンジ(日向夏、小夏)は、アルベドの部分にほのかな甘みがあって、果肉の甘酸っぱさとあいまって美味しいため、普通に皮をむいて食べるのではなく、白い皮を少し残すようにナイフでりんごのように皮をむいて、果肉とアルベドを一緒に食べます。

その他

【い】

   
石地温州 (いしじうんしゅう) 広島県で発見された温州みかんの一種です。
糖度が高く、浮き皮になりにくいと言われています。

品種
萎縮病 (いしゅくびょう) 葉っぱが反り返った船型になったり、小さく縮れたようになる病気で、
ウイルスが原因とされています。
今のところ、明確な予防法はないようです。
土壌感染により、他の木にも感染が広がります。

病害虫 
一次落果 (いちじらっか) みかんの花が咲き、花びらが散った後、果実になる部分が露出して見えるようになりますが、まず自然に果実の元の軸の部分からポロッと折れるように、果実が落ちてしまいます。
これを一次落果と呼びます。
一次落果が終わると、こんどは果実のヘソの部分から果実だけがポロッと落ちます。
これは二次落果と呼びます。
二次落果が終わると、もう果実が落ちることはほとんどなくなりますので、果実がなりすぎている木では摘果作業が必要となります。

栽培
市文 (いちふみ) 極早生温州みかんの一種。
極早生みかんの中でも、比較的早くから収穫できます。

品種
イノシシ  愛媛県でも多く被害がある動物です。
みかんを食べるだけでなく、木の枝を折ってしまったり、苗木を引き抜いたり、畑の地面の中にある芋類やミミズを食べるために畑を掘り返してしまったり等の行動で、農作物に大きな被害をもたらします。

その他
今津ポンカン (いまづぽんかん) ポンカンの一種。
香りも良く、比較的大きな果実が期待できます。

品種
伊予柑 (いよかん)  愛媛を代表する柑橘で、とてもジューシーなのが特長です。
普通いよかん、宮内(みやうち)いよかん、大谷いよかん(ダイヤオレンジ)などの種類があります。

品種

【う】

   
宇和ゴールド (うわごーるど)  河内晩柑の別名。
愛媛県西予市宇和町のあたりで呼ばれる名称です。
河内晩柑は、他にも、愛南ゴールド、天草晩柑、夏文旦、ジューシーオレンジなどの名称で呼ばれています。
品種
温州みかん (うんしゅうみかん) 世間一般的には、温州みかんも伊予柑も文旦もデコポンも甘夏も、すべて「みかん」ですが、農家や市場では「みかん」というと「温州みかん」のことを表します。
その他のみかんは、「雑柑(ざっかん)」、 「晩柑(ばんかん)」などと呼ばれています。

品種

【え】

   
エカキムシ ミカンハモグリガの幼虫の別名。
幼虫は白色で、大きいものでも全長が3〜4mm。
みかんの木の新芽やまだ新しい葉っぱに食入し、葉っぱに絵を描いたような跡をつけながら喰い進んでいきます。
防除しないと、ほぼすべての葉っぱに被害が出るので、特にまだ葉っぱの少ない苗木では、その成長に大きな影響が出てしまいます。
また、その喰われた傷から菌が侵入して「カイヨウ病」の原因になったりもします。
防除には、「モスピラン」「アドマイヤー」「アクタラ」などが用いられます。

病害虫 
液肥 (えきひ) 畑にまくのではなく、葉っぱに散布して吸収させる肥料です。
根からの吸収よりも量は少ないものの、即効性が非常に高いのが特長です。

栽培
SS (エスエス)  「スピードスプレーヤー」の略。
乗用型の農薬散布機です。
小型のタンクローリーのような形で、畑の中をゆっくり走行しながら、
スプレー状に農薬を散布します。

栽培
SP (エスピー) 「スプリンクラー」の略。
かん水や農薬の散布に使用します。
農薬の散布は、手作業による散布よりも圧倒的に作業が早いのが特長ですが、葉の裏面には薬剤を付着させにくいのが欠点です。 

栽培
枝別摘果 (えだべつてっか) 摘果とは、果実がなりすぎている木を、まだ果実が小さい初夏からの時期に手で摘み落とす作業です。
大きすぎる果実、小さすぎる果実、枝の奥などの日当たりの悪いところになっている果実、などを落として、果実のなりすぎを防ぎ、栄養不足で果実の肥大が悪くなるのを防いだり、翌年の不作を防いだりします。
ところが、あまり細かく作業すると、非常に時間がかかってしまうので、「この枝になっている果実はすべて落とす」という枝を木に何本か決めて、木になっている果実の総量を適量にしつつ、効率よく作業を進める方法が「枝別摘果」です。
他にも、「樹冠上部摘果」という方法もあります。

栽培
エチレン エチレンガスのことです。気体の名称です。
木や果実の「老化」を促進します。
果実の成熟を促進する効果もありますが、逆に早く完熟しすぎて保存期間が短くなったりもします。
エチレンを発生させて木の元気をなくさせることにより、なりすぎている果実を落果させ、摘果作業を少なくするための農薬もあります。
その他
愛媛県果試第28号 (えひめけんかしだい28ごう) 通称名:紅まどんな。
普通に皮をむいて食べると、若干、嫌な臭いがしますが、カットフルーツにして食べると、その臭いはあまり感じません。
その甘さと、特徴ある舌触りで、大人気になっているみかんです。
「甘平(かんぺい)」とともに、愛媛県を代表する高級柑橘として、これからの栽培・販売が大きく期待されています。

 
品種

【お】

   
黄金柑 (おうごんかん) 温州みかんよりも小さい果実で、皮が黄色いです。
種はありますが、適度な酸味と爽やかな風味で、あまり流通はしていないようですが、食べたことのある方からは、たいへん評価の高い柑橘です。

品種
大分早生 (おおいたわせ) 極早生温州みかんの一種です。
極早生品種の中でも、比較的早くから収穫できる品種です。 

品種
太田ポンカン (おおたぽんかん) 静岡県で発見された、ポンカンの一種。
ポンカンの中では、比較的、着色が早く、早期から収穫ができます。

品種
大谷伊予柑 (おおたにいよかん)  愛媛県で発見された、いよかんの一種。
皮の表面がツルツルに滑らかで美しいため、「ダイヤオレンジ」とも呼ばれています。
とてもジューシーで美味しい柑橘ですが、やはりその美しさが最大の魅力です。

品種
大津4号 (おおつ4ごう) 晩生の温州みかんの一種。
果実が比較的大きくて、甘いのが特長です。

品種
興津早生 (おきつわせ) 静岡県の果樹試験場で開発された温州みかんの一種。
濃厚な味と、かなり遅くまで味が淡白になりにくいのが特長です。

品種
オルトラン水和剤
    (おるとらんすいわざい) 
シャクトリムシ類、アザミウマ類、アブラムシ類などの防除に使用される薬剤です。

農薬
HOME ブログ お買い物 お支払い・送料等 食べ頃カレンダー お問い合わせ 農園の概要 個人情報保護ポリシー サイトマップ
愛媛みかん栽培・直売 【うまいみかん!信介農園】
〒799−3730 愛媛県宇和島市吉田町立間2−655
 TEL&FAX 0895−52−1087