紅甘夏(べにあまなつ)

果皮 中の袋ごと 特長
少し固いが、
手で剥ける。
あり 食べられない 爽やかな酸味 
 
食べ頃 : 5月上旬〜8月下旬
甘夏は黄色くて、見た目に酸っぱそう!という方には、紅甘夏をオススメします。
普通の甘夏に比べると、果皮、果肉とも紅色が濃いため、なんとなく甘い感じがします。
もちろん、「クエン酸」もたっぷり。
これから暑くなる季節には、ぴったりの柑橘です。
【紅甘夏(べにあまなつ)】
昭和40年に熊本県天草郡有明町の吉田氏の園で、甘夏の枝変わり(突然変異)で、果皮・果肉
の紅色が濃く、甘みの強い果実がなっているのが発見され、昭和50年に「紅甘夏」として品種登録
されました。
紅色が濃いと、見た目にも、少し酸っぱさが少ないように感じられますね。

いよかん(宮内伊予柑)

果皮 中の袋ごと 特長
やや剥きにくい 時々あり 食べにくい たっぷりの果汁
食べ頃 : 1月中旬〜3月下旬
「愛媛のいよかん、い〜予感!」のCMでおなじみの、愛媛を代表するみかんです。
受験シーズンに、ゲン担ぎのご贈答用にはいかがですか?皮を剥いたときの甘い香りと、たっぷりの果汁が特長です。そのまま食べてもジュースに搾っても、おいしく楽しめます。
あまりのジューシーさで、皮をむく時には手に果汁がいっぱい付いてしまうこともありますが、それは果汁がいっぱい詰まっている証拠です。
新しい品種ではありませんが、素朴な味わいで、まったりとした時間を過ごしませんか?
【宮内伊予柑(みやうちいよかん)】
いよかんは、1887年、山口県東分村の中村正路氏の園で発見され、当初は穴門(あなと)みかんと呼ばれていました。
みかんとオレンジの交雑種という説もあります。
1890年に愛媛県の三次保徳氏の園に移植され、本格的に栽培が始まり、伊予蜜柑(いよみかん)と呼んでいましたが、その後、伊予柑(いよかん)と呼ばれるようになりました。
さらに1952年、愛媛県松山市の宮内正義氏の園で、枝変わり(突然変異)で品質の良い果実がなっているのが発見され、「宮内伊予柑」と命名されました。
現在では、単に「いよかん」というと、ほとんどの場合、この宮内伊予柑を示すことが多いです。

愛媛みかん 直売

 信介農園

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はれひめ

果皮 中の袋ごと 特長
簡単に剥ける なし 食べられる 甘さと良い香り
食べ頃 : 12月上旬〜1月下旬
まだ近所のスーパー等では入手し難いみかんです。
見た目は普通のみかんとあまり変わりませんが、食べると違いがわかります。
皮を剥いた瞬間に心地よいオレンジの香り、食べると酸味を全く感じない甘さが特長です。
シーズン初期には、オレンジの香りが濃く、熟するにつれてその香りは少しずつ減っていきますが、そのかわり、もともと少ない酸味が更に減って、甘さたっぷりのみかんになります。
酸味が苦手な方には、特にオススメします。
まだ若木なので、数量は少なめです。売り切れゴメン!
【はれひめ】
2004年に品種登録された、まだ新しい品種のみかんです。
(清見×オセロラ)に宮川早生を交配してできました。
普通のみかんの様に、手で皮を剥いて、中の袋ごと食べられます。
園地によっては、糖度を上げるために、地面にマルチシートという不織布を敷き、余分な雨水を木に与えないようにする方法で、栽培しています。
酸が非常に少ない品種のみかんです。

信介農園が栽培している、美味しい愛媛みかんを紹介するページです。

 南津海(なつみ)

果皮 中の袋ごと 特長
簡単にむける 時々あり 食べられる 味の濃さ
 
食べ頃 :: 4月下旬〜5月下旬
外皮はゴツゴツしていて、あまり美味しそうに見えませんが....。
食べてみると、その外観からは想像できないほどの美味しさに驚きます。
皮は剥きやすく,種はありますが中の袋ごと食べられます。
ふつうの温州みかんと同じくらいの大きさで、糖も酸も多いので、味が濃く、ジューシーです。
【南津海(なつみ)】
山口県大島の、山本弘三氏が育成した品種です。
カラマンダリンに吉浦ポンカンを交配してできたと思われていましたが、その後の調査で、カラマンダリンの
珠心胚実生(しゅしんはいみしょう)であると断定されました。
ふつうの温州みかんのように、12月ころには食べられそうな色が着きますが、その時期にはまだ酸っぱくて美味しくありません。
山本氏のエピソードによりますと、あきらめかけて収穫せずに放置しておいた木に、4月頃にカラスがやってきて残っていた果実をみんな食べてしまったので、試しに食べてみると、非常に濃厚な味で美味しくなっているのが
わかったそうです。
初夏に食べられるのと、大島から眺められる海からイメージして、「南津海(なつみ)」と命名されました。

ネーブル

果皮 中の袋ごと 特長
手では剥けない 殆ど無し 食べられる 良い香り
食べ頃 : 2月上旬〜4月下旬
ネーブルは外国産、だと思っていませんか?
日本国内でも、ネーブルは栽培されています。
信介農園でも、ワシントンネーブル、大三島ネーブル、福一ネーブルなどのネーブルを栽培しております。
一昔前は、ネーブルは高価な果物でしたが、ずいぶん庶民的なみかんになってきました。
ジューシーで、良い香りが特長です。
皮は硬くて手では剥けませんので、ナイフなどでカットしてお召し上がり下さい。
【ネーブル】
ブラジルで、セレクタオレンジの枝変わり(突然変異)として発見されました。
ネーブル(navel)は「へそ(臍)」の意味で、その名の通り、果頂部におへその形のようなものがあるものがあり、「へそみかん」とも呼ばれます。
19世紀後半、アメリカの農務省があるワシントンに移植・栽培され、「ワシントンネーブル」と命名されました。
日本には明治22年に移植され、栽培が始まったとされています。
その後、日本でも品質の良い枝変わりのネーブルが色々と発見されています。

 甘平(かんぺい)

果皮 中の袋ごと 特長
手で剥ける 無し 食べられる 濃厚な甘さ
食べ頃 : 2月中旬〜3月下旬
見た目は、『大きくて平べったいみかん』。
皮はとても薄くて、普通のみかんの様に手で簡単に剥けます。
種は無く、中の袋も薄くて、袋ごとそのまま食べられます。
でも、ただ大きいだけのみかんではありません!!。
とてもとても甘くて、シャキッとした食感で、ふつうのミカンに飽きた方でも、きっとご満足いただけます。
【甘平(かんぺい)】
西之香(清美×トロビタオレンジ)に、不知火(通称名:デコポン、清美×中野3号ポンカン)の花粉を交配してできた品種で、2007年8月に品種登録されました。
とてもとても甘くて、平べったい形をしているので、その名前が『甘平(かんぺい)』と命名されました。
現在、市場価格が低迷している『いよかん』に変わって、『紅まどんな(愛媛県果試28号)』とともに、将来の愛媛みかんを先導する品種として期待されています。
種苗法により、現在は愛媛県以外では栽培が許されていませんので、流通量も少ないです。
皮が非常に薄くて、果実が大きく成長する過程で、破裂しやすいなどの栽培上の難しさがあり、価格も非常に高価な高級柑橘となっています。

 不知火(通称名:デコポン)

果皮 中の袋ごと 特長
簡単にむける 殆ど無し 食べられる しっかりとした
食べ応え 
食べ頃 : 1月中旬〜3月下旬 
ゴツゴツして固そうな外観とは裏腹に、皮は意外と簡単に手で剥けます。
中の袋(じょうのう)も薄く、種も殆ど無く、濃厚な味としっかりとした食べ応えが特長です。
皮が弱くて貯蔵がわりと困難なこと以外、欠点がみつかりません。
貯蔵庫で追熟し、甘くなったものから出荷しますが、それでも酸味が気になる方は、そのまま高温多湿を避けて、少し貯蔵して更に追熟させてからお召し上がり下さい。
【不知火(しらぬい、通称名:デコポン】
 1972年、長崎県で、「きよみ」と「中野3号ポンカン」を掛け合わせてできましたが、肌が粗く、成熟すると少し
萎びたようになる外観上の問題から、優良な新品種としての選抜候補にはなりませんでした。
 その後、熊本県宇土郡不知火町で、当時主力だった甘夏の後継品種として栽培が始まりました。
 特に糖度13度以上、クエン酸1.0%以下の高品質なものだけを、デコ(凸)のある歪な外観を逆にアピールするネーミングで、熊本県果実連が「デコポン」と名付け、1993年に商標登録されました。
 そのため、それ以外の産地では「デコポン」の名称は使用できず、「キヨポン」「ヒメポン」「ラ・ミポリン」等のさまざまな名称で呼ばれて市場の混乱を招きましたが、平成9年、他の産地団体(日園連)との商標権の使用許諾契約が締結されたことで、関連各農協・県連を通じて出荷する果実に限り、「デコポン」の呼び名の使用が認められ、日本全国に浸透しました。
 当農園のホームページからの販売では、当然、農協などは通さずに販売しますので、「デコポン」の名称はそのまま使えず、当時の名前「不知火(しらぬい)」、カッコ書きで(通称名:デコポン)と表示しています。
 特徴のある頭部分の「デコ」は、発芽〜開花の時期の昼夜の気温差が大きい(15℃以上)ほど、また樹勢が強い木ほど、大きなデコができやすいと言われていますが、そのデコの有る無しは、味などの品質には全く影響がないとされています。
 また、熊本県から初めてデコポンが出荷された3月1日を「デコポンの日」として登録し、日本記念日協会(いろんな協会があるんですね!)に認定されています。

スイートスプリング

果皮 中の袋ごと 特長
手では剥けない 時々あり 食べにくい なんといっても甘さ
食べ頃 : 12月中旬〜2月下旬
酸味が苦手な方に特にオススメのみかんです。
青い見た目に騙されないで下さい。青くても、スゴク甘い!のです。
手では剥けない硬い皮をナイフで剥けば、その面倒くささを忘れさせる甘さが待っています。
マイナーなみかんですが、根強い熱狂的ファンがいるみかんです。
栽培量が少ないので、早期の売り切れが予想されます。
【スイートスプリング】
温州みかん(上田温州)に、ハッサクを交配してできた品種です。
1982年に茨城県で品種登録されましたが、あまり流通はしていないようです。
皮が硬くて剥き難く、見た目もゴツゴツで美味しそうにありませんが、食べるとビックリ!!
酸が少なく、果汁の糖度が高めなので、非常に甘く感じます。
2月頃が成熟期ですが、減酸が早いので、12月頃から食べられます。

南柑20号(なんかん20ごう)

果皮 中の袋ごと 特長
簡単に剥ける なし 食べられる 落ち着いた甘さ
食べ頃 : 11月下旬〜12月下旬
早生みかんの次は中生温州みかん。
宇和島地方でその代表格が、この南柑20号です。
早生みかんに比べると、やや落ち着いた感じのホッとする甘さが特長です。
にっぽんの文化、「コタツでみかん」。まったりとした時間をお楽しみ下さい。
【南柑20号(なんかん20ごう)】
1926年、愛媛県宇和島市の今城辰男氏の普通温州みかん園で、早熟で品質のよいみかんがなっているのが発見され、、その後の調査の結果、品質・特性の良いみかんであることがわかり、南予柑橘分場の名にちなんで「南柑20号」と命名・登録されました。
現在でも南予(愛媛県の南部)地方で主力の温州みかんとして広く栽培されています。
比較的、保存も効きますので、ご贈答用にも重宝されています。

極早生温州みかん(日南1号)

果皮 中の袋ごと 特長
簡単にむける なし 食べられる 適度な酸味 
 
食べ頃 : 9月上旬〜10月下旬 
まだ少し暑さが残る秋の始め、少し酸味があって甘酸っぱいみかんが美味しく感じられます。信介農園では、市文(いちふみ)、日南1号、日南N1、広島早生などの数種類の極早生みかんを栽培しています。
極早生みかんは、皮がまだ少し青くても、甘さと酸味のバランスが良くて、美味しく食べられます。
【日南1号】
1978年(昭和54年)に、宮崎県日南市の野田明夫氏が、栽培していた興津早生(おきつわせ)という早生みかんの一部の枝に、枝変わり(突然変異)で着色と減酸の早い果実がなっているのを発見し、その後の特性調査・育成調査の結果、品質・特性の良い極早生みかんであることがわかり、1989年(平成元年)に、新しく品種登録されました。
果実の着色は9月中頃から始まり、10月いっぱい頃まで美味しく食べられます。
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愛媛みかん栽培・直売 【うまいみかん!信介農園】
〒799−3730 愛媛県宇和島市吉田町立間2−655
 TEL&FAX 0895−52−1087
せとか
果皮 中の袋ごと 特長
手で剥ける 殆ど無し 食べられる 奥深い甘さと香り
食べ頃 : 3月上旬〜4月中旬
皮は薄くて、普通のみかんの様に手で簡単に剥けます。
種は殆ど無く、中の袋も非常に薄くて、袋ごとそのまま食べられます。
奥深い甘さと、心地よい香りで、高級感あふれる贅沢なひと時をお楽しみいただけます。
大切な人に、ご贈答用にもおすすめ致します。
【せとか】
「清美」に「アンコールオレンジ」を交配させてできたものに、「マーコットオレンジ」をかけあわせてできた品種で、2001年に品種登録されました。
木の枝には多くのトゲがあり、果実を刺して傷つけてしまったり、作業中に手に刺さったりします。
また、皮の表面に小さな黒い点々がつく「黒点病」や、月のクレーターのようなブツブツができる「かいよう病」に弱いなど、栽培上の難点が多く、栽培量(流通量)が少ないので、比較的、高価なみかんになっています。

天草(あまくさ)

果皮 中の袋ごと 特長
手では剥けない 時々あり 食べられる 美しい外観 
食べ頃 : 1月上旬〜2月下旬
見た目が非常に美味しそうな色合いで、流通量も少なく、珍しいみかんなので、ご贈答用にもオススメします。
大きさのわりに、ズッシリとした重量感のある果実で、高級感もあります。
果実の大きさは、ふつうの温州みかんと同じ程度です。
マイナーなみかんですが、一度お試しになってみてはいかがでしょうか?
【あまくさ】
(清見×興津早生)に、ページを交配してできた品種で、1995年に品種登録されました。
果皮が滑らかで、とても美麗なみかんです。
皮が硬くて剥き難く、それでも頑張って剥くと、皮には好き嫌いに分かれる臭いがしますので、皮は剥かずに、
ナイフなどでカットして食べることをオススメします。
中身の果肉は柔らかく、非常にジューシーです。
12月後半頃から収穫がはじまり、1月から2月頃にかけて、美味しく食べられます。

 旬のミックス箱(今美味しいみかんの詰め合わせ)

果皮 中の袋ごと 特長
色々あり あり
ナシ
色々あり 旬の美味しさ
食べ比べ
今とっても美味しい、旬のみかんの詰め合わせです。
いろんな品種のみかんたちを、いろいろと食べ比べる楽しさをお届けします。
中身の例 : せとか、不知火(通称名デコポン)、ネーブル、文旦、甘平 など....
要らない品種、欠かせない品種などがありましたら、ご注文時にご指定ください。

 河内晩柑(かわちばんかん)(別名:美生柑、夏文旦、天草晩柑など)

果皮 中の袋ごと 特長
簡単にむける あり 食べられない ジューシーで
爽やかな風味 
食べ頃 : 4月上旬〜8月下旬
文旦(ブンタン)の仲間ですが、とてもジューシーなのが特長です。
その見た目と爽やかな風味から、和製グレープフルーツとも呼ばれていますが、酸味や苦味は、ほとんどありません。
文旦の仲間ですが、皮は手で簡単に剥けます。
冷やして食べても、ジュースに搾っても、また、焼酎に割って入れても、とても美味しくいただけます。
4月下旬頃から8月いっぱい頃まで、食べられます。
ちょうどその頃は、黒点病の消毒散布をしたい季節なのですが、果実を木にならせたまま完熟させるため、消毒作業は控えて、安心安全な果実をお届け致します。
そのため、外の皮に、黒くて小さいそばかす状の点々が付くこともありますが、中身には影響ありません。
【河内晩柑(かわちばんかん)】
昭和10年に、熊本県河内町で偶然に発見された、文旦(ぶんたん)の一種です。
愛媛や熊本などで栽培されておりますが、まだ生産地・生産量は少ないです。
あまりの美味しさに、各地とも、ブランド名を付けようと、非常にたくさんの名称で呼ばれています。
代表的なものに、「美生柑(みしょうかん)」、ほかにも「宇和(うわ)ゴールド」、「愛南(あいなん)ゴールド」、「夏文旦」、「ジューシーオレンジ」、「天草晩柑(あまくさばんかん)」などと呼ばれています。

夏みかん(夏橙:なつだいだい)

果皮 中の袋ごと 特長
少し固いが、
手で剥ける。
あり 食べられない 爽やかな酸味 
食べ頃 : 5月下旬〜8月下旬
ずっと昔からある、すっぱい夏みかんです。
とにかく酸っぱいみかんが好きだ!という方にオススメします。
うちの農園で栽培している柑橘類の中では、レモンの次にスッパイです。
クエン酸がたっぷり。
酸味が苦手な方にはオススメ致しません。
【夏みかん(夏橙)】
ず〜っと昔、江戸時代に、現在の山口県に漂着した柑橘の種子をまいてできたとされています。
あまりの酸っぱさに、現在ではほとんど栽培されなくなってしまいました。

甘夏(あまなつ)

果皮 中の袋ごと 特長
少し固いが、
手で剥ける。
あり 食べられない 爽やかな酸味 
食べ頃 : 5月上旬〜8月下旬
これからの暑い季節には、爽やかな酸味が心地よいです。
昔から変わらない、日本の味をお楽しみ下さい。
酸味の正体は、ご存知の「クエン酸」です。
疲れた身体にクエン酸を補給して、元気いっぱいの日々を送って下さい。
【甘夏】
ず〜っと昔からあった、酸っぱい夏みかん(夏橙:なつだいだい)。
昭和の始めごろ、そのすっぱい夏みかんの木に、突然変異で甘みの強い果実がなっているのが、
大分県の川野氏の園地で発見され、川野夏橙(かわのなつだいだい)として、昭和25年に品種
登録されました。
その後、昭和30年頃から、愛媛県などでさかんに栽培されるようになりました。

紅八朔(べにはっさく)

果皮 中の袋ごと 特長
剥きにくい 有り 食べにくい ほのかな苦味
食べ頃 : 2月上旬〜3月下旬
普通の八朔は黄色くて、見た目にも酸っぱくて苦そう!と感じる方には、「紅八朔」をオススメ
します。
ハッキリ甘い!とは言いませんが、見た目も味のうち。
外観の色が少し紅がかっているだけで、酸味が和らいで見えます。
実際にも、糖度と果汁が普通のハッサクに比べて少し多めとされています。
【紅八朔(べにはっさく)】
八朔の枝変わり(突然変異)で、糖度と果汁がやや多めも果実ができているのが発見され、1951年に登録
されました。
生食用の他にも、加工用としても、根強い人気がある柑橘です。

八朔(はっさく)

果皮 中の袋ごと 特長
剥きにくい 有り 食べにくい ほのかな苦味
食べ頃 : 2月上旬〜3月下旬
適度な酸味と、独特のほろ苦さが特長です。
私も子供の頃は、その苦味が嫌でハッサクは嫌いでしたが、大人になると、それがかえって
美味しく感じられるようになりました。
苦味の主な成分は、「ナリンギン」。
ポリフェノールの一種で、血中脂肪酸を分解したり、食欲を抑えたりするので、ダイエットにも
期待できるのではないでしょうか。
他にも、抗アレルギー作用で花粉症の症状を緩和したり、免疫力を高める作用もあると言わ
れています。
【八朔】
瀬戸内海に浮かぶ因島で、1860年に、惠日山浄土時の境内にあった古木になっていたのを、当時の住職、
惠徳上人が発見したのがはじまりと言われています。
「八朔」とは、「八月朔日(八月一日)」という意味があり、旧暦の8月1日(新暦の8月30日)から食べられると
いうことからその名前が付いたとさてれいますが、実際には、3月頃が食べ頃で、本当のところは良く分かってい
ないようです。

ポンカン

果皮 中の袋ごと 特長
簡単にむける 時々あり 食べられる 甘さと独特の香り 
食べ頃 : 1月中旬〜3月下旬
信介農園では、主に風味に優れる今津ポンカンという品種のポンカンを栽培しています。
種はありますが、皮は剥きやすく中の袋ごと食べられます。
関東方面では、意外と知られていないようなのですが、関西では昔からおなじみのみかんです。
香りを重視される方はお早目に、酸味が苦手な方は2月以降まで追熟させたものをオススメします。 
【ポンカン】
愛嬌のある「ポンカン」の名前の由来は、原産地のインドの地名「Poona(プーナ)」と柑橘の「柑」から名前が付けられました。
日本には、明治時代に台湾から鹿児島に苗木が植えられたのが、栽培の始まりと言われています。
軸の元の部分が少しポコッと出ているので、「凸柑」や、「椪柑」とも書きます。
高級柑橘として有名になったデコポンは、このポンカンの仲間「中野3号ポンカン」と、清見の掛けあわせでできた品種です。
12月中頃から色着きはじめ、3月頃まで美味しく食べられます。

ダイヤオレンジ(大谷いよかん)

果皮 中の袋ごと 特長
手では剥けない 時々あり 食べにくい 美しい果皮
食べ頃 : 1月中旬〜3月下旬
伊予柑の仲間ですが、果皮が非常に滑らかで、宝石のような美しさが最大の特長です。
輸送中や貯蔵中に、小さなブツブツができる場合もありますが、中身には変化はありませんのでご安心ください。
手に持った時に感じる、ズッシリとした重量感は、たっぷりな果汁がギッシリと詰まっている証です。
いかにも高級感の漂う果実、ご贈答用にもどうぞ。
【ダイヤオレンジ(おおたにいよかん)】
1952年、愛媛県北宇和郡(現・宇和島市)の大谷氏の果樹園で、宮内いよかんの木に、枝変わり(突然変異)で、果皮が非常になめらかな果実がなっているのが発見され、「大谷伊予柑」と命名されました。
その宝石のように美しい、ツルツル・ピカピカの外見から、「ダイヤオレンジ」とも呼ばれるようになりました。
当時はその美しさから、栽培の大ブームになりましたが、収穫後の貯蔵の方法が難しく、現在ではあまり栽培されなくなってしまいました。
配送・保存中に表面に小さなブツブツができて、外見が少し損なわれることもございます。

早生温州みかん(宮川早生)

果皮 中の袋ごと 特長
簡単にむける なし 食べられる 濃厚な甘さ 
 
食べ頃 : 11月上旬〜12月中旬 
極早生みかんは酸っぱい!と感じる方には、是非、早生みかんをオススメします。
シーズン初期には新鮮な風味でわずかな酸味も楽しめますが、完熟させるにつれて甘味が増していきます。
色着きが良くなった果実から選んで収穫、出荷します。
【宮川早生(みやがわわせ)】
1910年頃、福岡県の宮川謙吉氏が栽培していた在来系の温州みかんの一部の枝に、枝変わり(突然変異)で早熟な果実がなっているのを発見され、その後の調査の結果、品質・特性の良い早生みかんであることがわかり、1925年に、田中長三郎氏が「宮川早生」と命名し、発表・登録しました。
11月頃から収穫が始まり、12月頃まで美味しく食べられます。
お子様用に小玉のみかんが欲しい!というご注文にもできる限り対応させていただきますので、何なりとお申し付けください。

 土佐文旦(ブンタン)

果皮 中の袋ごと 特長
手では剥けない あり 食べられない 独特の香りと食感 
食べ頃 : 2月下旬〜5月下旬
外の皮は固く厚くて、手では剥けません。ナイフなどで放射状に切れ目を入れてから皮を剥いて下さい。
甘さやジューシーさを特長とする品種ではありませんが、独特の香りと食べ応えのある食味で、絶賛する多くのファンがいらっしゃる柑橘です。
皮がゴツイため、比較的長期の保存性にも優れ、また玉が大きくて存在感がありますので、ご贈答用にもオススメ致します。
【土佐文旦(とさぶんたん)】
 文旦(ブンタン)を代表する品種です。
 鹿児島県清水町の医師、法元氏が栽培していた法元文旦という品種のブンタンを、1929年(昭和4年)に
高知県でも栽培を始め、その後、高知県を代表する柑橘になり、土佐文旦となりました。
【ブンタンとザボンについて】
 1772年、中国の船が難破して、鹿児島県阿久根市の海岸に漂着しました。
 地元の人達の手厚い救援活動などに感動した、船長の「謝文旦」さんが、お礼にと、2種類の柑橘を残したそうです。
 中の果肉が赤紫色のものを前の2文字をとって謝文(シャブン→ジャブン→ザボン)、果肉が淡黄色のものを後ろ2文字で文旦(ブンタン)と呼ぶようになったそうですが、名前の由来は、中国の俳優の名前から来たなど、他にもいくつかの説があるようです。